1月 山と温泉 近畿

[六甲山、上大坊] 保久良神社で初詣。下山後は源泉かけ流しの有馬の湯に癒される

『初詣をして、濃い温泉にぬくもりたい!』と言うことで目をつけたのが、多彩なコース+有馬温泉が魅力の六甲山。芦屋ロックガーデンの王道コースやロープウェイを使ったお手軽ハイキング、荒地山のややススリングな岩山コースなどがあり、地元に愛された山です。
今回は阪急岡本駅から保久良神社〜風吹岩〜六甲山〜有馬温泉というコースをチョイス。岡本駅〜風吹岩までは神戸の街並みを見渡せる気持ちいい道のり。冬は葉が落ちているので、展望が良い上に、冷たい風が心地よかったです。そして、もう一つのお楽しみが上大坊の温泉。金泉の源泉に近い旅館で、鮮度がよく鉄分豊富な有馬温泉をゆっくり堪能することができました。冬の六甲もいいものだと、再発見です!

  • 日:2025/1/7 (火)
  • コース:阪急岡本駅 - 保久良神社 - 本庄山 - 風吹岩 - 雨ヶ峠 - 七曲 - 一軒茶屋 - 六甲山 - 虫地獄登山口
  • 標準コースタイム:約5時間半
  • 難易度:低
    • この時期の六甲山山頂は寒いです。手袋必須。毛糸の帽子もある方がベターです。六甲山頂付近からは薄手ダウン+レインウエアで歩きました。
    • 渡渉があるので、ストックがある方がベター。冬は凍る箇所もあります。
    • コースが多彩なため、歩くルートは事前に決め、分岐点では地図で位置を確認するようにしましょう。YAMAPなど地図アプリがあると安心。
  • 温泉:上大坊 日帰り入浴15時〜18時(平日のみ) 大人1,000円
  • アクセス
    • 往路
      • [電車] 大阪梅田 - 岡本 20分 290円
        JRで大阪 - 摂津本山駅も可
    • 復路
      • [電車] 有馬温泉 - 大阪 約1時間10分 1,120円

多彩なコースのある六甲山系
どこのコースを登るか迷ってしまう六甲山系。このブログでも、いくつかのコースを歩いているので参考にしてみてください。芦屋ロックガーデン〜六甲山頂〜有馬温泉への王道コース荒地山の岩梯子を楽しむコース

写真

本日はJR摂津本山駅からスタート。駅の北側から阪急岡本駅〜登山口へと進みます。岡本駅とは5分程度の距離。住宅街でお店も多いです。

阪急岡本。甲南大学や甲南女子大が近くにあり、学生街でもあります。おしゃれな雑貨屋やカフェ、パン屋などもあり、好きな駅の一つ。特急が止まるので便利です。この駅から登山口のある天井上公園までは徒歩10分くらい。この写真正面のパンケーキ屋前を進み、線路を渡って、北側の山に向かいます。

線路を渡った後は、真っ直ぐに進むだけ。北上すると天上上公園に突き当たります。立派なお屋敷が立ち並ぶ一帯。

天上川公園。この辺りから登山の格好をした人が出て来ます。

保久良神社まで歩く人、風吹岩まで行く人、六甲山まで行く人…さまざまなコースがあるので、自分に合った目的やレベルで楽しめるのがいいですね。

公園内を歩くと、右手に保久良神社、梅林へつながる登り坂が出てきます。

お天気よくて気持ちいい〜。冬の朝のマジックタイム。光に照らされる全てがうつくしい。

保久良神社に着く手前ぐらいから登山道に。神社横には梅林があり、見頃は3月上旬のようです。

程なくして到着。眺めが最高!保久良神社の灯明台は「灘の一つ火」と呼ばれる常夜灯で、その謂れは、ヤマトタケルが熊襲遠征の帰途、航路がわからなくなった際に、この灯火が見えて無事に難波に帰りつけたことにあるそうです。

須佐之男命、大国主命、大歳御祖命、椎根津彦命を祀っている保久良神社。神社の由緒書によると、椎根津彦命の子孫である倉人水守が祖先をお祀りすることに起因するそう。地元の神社なのですが、その意外な歴史の長さに驚きました。。

干支の像が建てられています。実はこの保久良神社、元旦にお参りすると先着で干支の置物がもらえます。

わが家にある置き物たち。ころんとした形が可愛くてお気に入り♡

お参りしてから六甲山を目指します。元旦は、参拝に来る人、初日の出を見に来る人となかなかの賑わい。

神社にはトイレもありますよ。保久良神社の左手の道を進むと、登山道に出ます。ここからいよいよ、ちゃんとした登りに。薄手のダウンを脱ぎ、長袖シャツ+風除けのゴアテックスを着て出発!

道は明瞭でよく整備されています。単調な登りが続きますが、冬は葉が落ちているので、見晴らしがいい!!

良い感じの休憩スポット見つけた!

お腹がぺこぺこだったので、糖分チャージ!

まずは風吹岩を目指しました。右側二つの道どちらかで行けます。真ん中の道が楽でおすすめ。今回は右側の尾根道をチョイス。

特に見どころもなく、そこまでキツくもなく、、という微妙な感じでした。

風吹岩が近くになると、少しずつ岩が出てきます。

岩登りをするような箇所はなく、ふつうに歩けます。

風吹岩に到着。その名の通り、風の通り道になっているので冬は寒い。。ちょっとした岩登りを楽しんだり、神戸の街並みを一望する良いスポット。新年はここで初日の出を見る人も多いです。

私もここで初日の出を見たことが何度かあります。好きなスポット。

次に雨ヶ峠を目指します。この先はやや単調な道が続くので、六甲山山頂に登りたい人や歩きごたえのある登山をしたい人向け。六甲山を目指さなくても、保久良神社〜風吹岩〜芦屋ロックガーデンで十分に楽しめる良いルートだと思います。

比較的平坦な道が続く。サクサク進みます。

おっと、門が出てきました。芦屋カンツリー倶楽部のゴルフ場との境で門があるようです。

お邪魔します〜。私有地ですので、ゴルフ場には立ち入らないように!

雨ヶ峠。東おたふく方面との分岐もあります。名前が気になる東おたふく。気にはなるものの、「少し寂しい感じもする」との家族の情報もあり、今回はメジャールートで。直進して、七曲を目指して歩きます。

途中の展望のよかった場所。クールな青空と少し色が落ちた山々とのコントラストがうつくしい。雪の無い山も光の加減で冬ならではの良さを感じます。

何ヶ所か渡渉があります。この辺から雪がチラつき始め、少しずつ寒くなってきました。

開けた地点。この先から七曲が始まります。

この川を渡って

七曲スタート。急登は無いものの、地味にしんどい。

唯一きついこの階段。でも登り切って少し歩くと、一軒茶屋がある。

六甲山頂まで後少し。だいぶ寒くなってきました。

一軒茶屋に到着。江戸時代から続く茶屋で、うどんやカレーなどを提供しています。何かあっても、ここで休めると思うからか、見かけるとホッとするお茶屋さんです。

山頂の手前には綺麗なトイレもあります。Wifiまである。

六甲山頂への行き方は様々なため、山頂まで来ると人が多くなります。冬場の平日にも関わらず、人はそれなりに入っている。混み合っているわけでは無いので、静かにのんびり歩けるのもいいですね。

大阪〜神戸方面が見渡せます。

山頂931m。広いスペースなので、春や秋はここでお昼を食べますが、今回は寒かった…。山頂でゆっくりする人はおらず、私もそそくさと有馬方面に下山。

ピークからそのまま有馬方面に下れます。有馬方面魚屋道(ととやみち)の標識に従って。灘の深江浜で水揚げされた魚を有馬温泉へ運んでいた道のため、「魚屋道」となったそう。

だいぶ寒い…。ここからは下りのため、ここで薄手のダウンと手袋を着けました。

山頂付近は凍っている箇所がありました。冬場は、コンディションや場所によっては凍っている箇所があるので、注意する必要がありますね。

単調な道でそれなりに距離があります。六甲山頂から有馬温泉登山口まではコースタイムで1時間半ほど。サクサク下山します。

有馬方面に下山。登山口の名前を見ると「虫地獄登山口」という、なんともおどろおどろしい名前。「鳥地獄」の石の標識も。むかし、3つの穴から温泉が湧き、炭酸ガスが発生したため、これに近づいた虫や鳥が死んでしまったことから、このような名前になったそう。

温泉街へと進みます。途中、炭酸泉源公園に立ち寄りました。天然の炭酸水が湧き出す泉源を整備した公園。飲泉も可能なようです。

寺田街エリアには古くなった鬼瓦が飾られていました。鬼瓦は厄除けや魔除けの役割があり、「温泉で体を癒やし、町を散策して厄をはらって欲しい」と、観光資源に活用しているよう。

おしゃれなカフェや土産物屋もある温泉街。いつもは混み合っているのですが、正月あけの平日は、狙い通りに空いていました。

本日のもう一つのメインが上大坊。昭和初期から続く老舗旅館で、鮮度の良い金泉があることから、ずっと行きたかった温泉です。日帰り入浴は平日の15時〜18時のみ。素敵な佇まいですね。

2階にある浴室にご主人に案内いただきました。建物は古いけれども、とても清掃が行き届いています。泉質は含鉄ナトリウム、塩化物強塩高温泉。金泉である天神源泉に近い為、鮮度の良い状態でかけ流されています。

出典:上大坊公式HP

公式HPの写真を載せていますが、改装されていると思われ、実際はもっと綺麗。二人ほどが入れる小さな浴槽に源泉が注がれているので、お湯は新鮮!鉄分を多く含み、少ししょっぱいです。期待通り、濃い温泉で体を温めることができました。浴室の天井は2階分の高さがあるので、圧迫感もなく、くつろげます。一人〜二人でゆっくり温泉を楽しめるように、日帰り入浴は平日限定にされているように感じました。

温泉を楽しんだあとは、上大坊の斜め向かいにある堂加亭でクロワッサンをいただきました。初詣〜登山〜温泉と大満足な本日。六甲山には色々なルートがあるので、また異なるコースを歩いてみたいですね!

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