7月 中国 街と温泉

[倉吉〜米子、三朝温泉] ラドンの湯とこだわりの食事が楽しめる木屋旅館

夏と言えば岩牡蠣！鳥取の「夏輝」というブランドを求めて三朝温泉へ。当初は大山＆三朝温泉というプランでしたが、この時期の大山は暑くて苦行になりそう…と、温泉地でののんびりプランに変更。宿泊した木屋旅館の温泉とお料理がとてもよく、この宿だけでも訪れる価値がありました。

  • 日：2023/07/01(土) - 7/2(日)
  • 旅程
    • 7/1 新大阪 - 三朝温泉口 - 木屋旅館
    • 7/2 木屋旅館 - 白壁土蔵 - 倉吉なしっこ館 - 山芳亭 - 米子城 - 新大阪
  • 登録有形文化財の宿　木屋旅館
    • 4種類の源泉を持つ宿。貸切湯が2つ、共同の湯が男湯、女湯各1つ、蒸し風呂(有料)、オンドル。24時間入浴可。浴後はからだがスッキリ、お肌はつるつるに。
    • 季節感のある創作料理は、見ためよし、味よし。随所にこだわりが感じられます。
    • ひとり泊可。食事は部屋でいただくスタイル。一人でも周りを気にすることなく、ゆっくりできます。

三朝温泉

世界でも有数のラドン含有量を誇る三朝温泉。三たび朝を迎えると、元気になるとされています。天気がイマイチな初日は、温泉地でゆっくり過ごすことにしました。

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高速バスに乗って、三朝温泉へ。3列シート・仕切り用のカーテン・フットレストつきでとても快適でした。
温泉口から歩いて、宿泊街エリアへ(倉吉から木屋旅館の送迎をお願いすることも可)。車社会の鳥取。歩いている人は誰もいません…
三朝名物の河原風呂(無料)。開放的すぎる造りで、年配のおじちゃんしか入っていません。おじちゃん達の人気は高く、翌朝たまたま誰もいなかった隙に、写真をパシャリ。
小さな温泉街に、無料の足湯・飲泉場が数ヶ所あり、温泉が豊富にあることが伝わってきました。
茶田屋さんでランチ。ご当地ラーメンの牛骨ラーメンです。牛の旨み&甘みを感じるあっさりしたスープでした。
茶田屋さんの数軒先にある三朝ヨーグルトでカフェを。おしゃれな店内でゆっくりできました。飲食できるお店は少ないため、色々巡りたい場合は、倉吉に行く方がよいかもしれません。
この旅メインの木屋旅館です。登録有形文化財に指定されている古き良き旅館。
木造3階建で、明治・大正・昭和の3つの時代が重なった館内。落ち着く雰囲気です。
昭和の和室らん。建物自体は古いですが、きちんと整えられています。おトイレや洗面所はリフォームされていて、新しく清潔でした。
お楽しみの温泉。こちらは楽泉の湯。明治に出来た手掘りの温泉で、足元からぶくぶくとお湯が湧き出て来ます。泉質もこちらが一番良いよう。熱湯のため、よく体を慣らしてから浸かりました。
ここで飲泉も出来ます。癖のないまろやかなお湯でした。
蒸し風呂の穴ぐらの湯(追加料金：1,100円)。普段はあまりサウナを利用しませんが、これがとてもよかった！少し塩気のある空気とラドンをたっぷり吸ったおかげか、浴後、からだがスッキリしました。
女湯のカジカの湯。ちょうどよい温度で、ゆっくり浸かれました。
感激したお食事。自室でいただきます。長芋の豆腐、蛍烏賊の沖漬け(美味！)、前菜盛り合わせ、お茄子と豚しゃぶの素麺、地魚の刺身(アゴ、アカエビ、いさき、白いか、サーモン)、岩牡蠣(夏輝。大きい！追加料金：1,650円)がんも、パン釜のタンシチュー(パンまで美味しいシチュー)、大山鶏の南蛮(らっきょうの入ったタルタルソースつき。柔らかくて美味しい)、もずく粥(やさしいお味)、ぜんざい。
美味しくて、お腹いっぱいでも、きれいに食べてしまいました！
食後に温泉街をぶらぶらと。ライトアップされ、雰囲気がありますね。暑い時期だからか温泉客は少なめでした。
朝食も自室です。7:30-8:30の希望した時間でいただけます。

温泉巡り
周りには温泉がいっぱい。奥津温泉、関金温泉、皆生温泉…車で回ることができれば、さらにいろいろなバリエーションで観光が楽しめそうです。

倉吉〜米子

お天気の良い翌日は観光の日！歩きます。海鮮と絶景の城　米子城跡をメインに観光することにしました。

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路線バスで倉吉の白壁土蔵群へ。おしゃれな雑貨屋さんやCafe、飲食店などが点在していました。
梨のお土産を求めて、なしっこ館へ(大人300円)。なしっこ館のある「倉吉パークスクエア」はバスの便も多いです。そのため、白壁土蔵→なしっこ館の順で歩いて回るのがおすすめです。
梨にまつわる展示が充実。
梨の食べくらべ。氷温技術で保存された「新雪」「王秋」「愛宕」をいただきました。甘くて、瑞々しかった王秋。梨の時期には早いため、王秋の手作りジャムをお土産に購入しました。
路線バスで倉吉駅に向かい、ここからはJRで伯耆大山へ。
右手は日本海、左手は大山系の山々が見渡せる車窓がとてもよかったです。名探偵コナンの街「由良駅」ではたくさんの若者が下車していました。
おいしい海鮮丼を求めて、伯耆大山駅で下車。地元の方にも人気の山芳亭へ。 駅から徒歩30分ほどの距離です。なかなかに暑い日でしたが、綺麗に見える大山に励まされました。
イオン横にある新鮮市場にお目当ての山芳亭が入っています。地元の人で行列でしたが、セルフサービス式で回転は早かったです。
おすすめの元気どんぶり2,200円。甘エビ、白魚、マグロ数種、カニ、カニ味噌、サーモン、白身魚がたっぷり。メニューは豊富にあり、千円台で魚介たっぷりの海鮮丼がいただけます。お味噌汁つき。
しっかり腹ごしらえをし、電車で伯耆大山から米子へ。展望のよさが好評の米子城跡地を目指します。米子駅から城跡入り口まで徒歩20分ほど。そこから城跡までさらに20分。帰りのバスが迫っていたため、次回の楽しみにとっておくことにしました。
城跡に行く代わりに近くの橋へ。ここからの風景もなかなか。日本海の島々が見渡せます。「また来よう！」と米子を後にしました。

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