
寒い日が続くこの時期、開聞岳+指宿温泉の組み合わせで鹿児島を旅してきました。東シナ海や竹島、屋久島、薩摩半島…と、九州南国ならではの絶景が楽しめる開聞岳。そして、源泉かけ流しの公衆浴場の湯めぐり。個人的には充実した旅になりました!
本ブログでは指宿宿泊記と開聞岳登山を中心にし、指宿街並みと湯めぐりのブログを近日公開予定です!
- 日:2025/2/28(金) - 3/2(日)
- 旅程
- 2/28:大阪(伊丹)空港 - 鹿児島空港 - うなぎの美鶴 - 日帰り入浴野の香 - 郷土料理店 - 民宿指宿
- 3/1:東郷温泉 - 開聞岳登山 - いぶすき元湯温泉 - バル - 民宿指宿
- 3/2:湯めぐり(東郷温泉 - 殿様の湯 - 村之湯温泉) - 鹿児島空港 - 大阪(伊丹)空港
- アクセス
- [バス] 鹿児島空港 - 指宿駅 約2時間 2,800円 ※直通バスの場合
- [電車] 指宿 - 開聞 30分~45分 380円
目次
鹿児島〜指宿
鹿児島空港から指宿まで直通バスで行くこともできますが、鹿児島市内でおいしいものを食べようと鹿児島市を経由して向かいました。黒豚、キビナゴ、カツオ、うなぎ…何を食べようか。「うなぎの末吉」と並んで有名な鰻屋の「うなぎの美鶴」へ。バスで大御堂まで行き、そこから1時間程歩きました。「おいしいものを食べるためなら!」と頑張りましたが、タクシーかマイカーをお勧めします。。肉厚でプリプリとした弾力のある身質。噛み締めるうまさで、しっかりとした満足感がありました。
- アクセス
- [バス] 鹿児島空港 - 鹿児島中央駅 約40分 1,400円
- [バス] 鹿児島駅前 - 大御堂 40分 360円
- [バス] 大御堂 - 指宿駅前 1時間強 1,140円
写真

空港からシャトルバスに乗って鹿児島駅へ。10分に1本程度と本数も多いうえ、座席にUSB電源あり、Free Wifiありと利便性が良かったです。鹿児島駅からは指宿方面のバスに乗り換え。鹿児島市は九州で4番目に人口の多い都市ですが、想像以上に栄えていました。

大御堂バス停。ここで途中下車して、歩いてうなぎの美鶴まで行きます。1時間近く歩く上に、途中に坂道も登るので徒歩はお勧めしません。。。この大御堂は指宿行きのバスも通っているため、うなぎを食べた後もこのバス停に戻って来ました。大型スーパーが側にあり、店内のマクド(FreeWifi)で待ち時間を過ごせるのが良かったです。

バス停周辺は住宅街ですが、慈眼寺公園を過ぎた辺りから、こんなのどかな場所も通りました。Google Mapがないと、とても歩いて行けない…。

うなぎの美鶴に到着!鹿児島は養殖うなぎ生産量日本一。シラス大地によって濾過された水が養殖にうってつけのようです。美鶴は11時に開店。到着したのが10時45分で、すでに9組が開店待ちでした。待合場所はあるものの、皆さん車内で待機しているよう。メニューはシンプルです。うなぎとご飯が別々になった鰻重、たれ掛けご飯の上に鰻が盛られた鰻丼、蒲焼(鰻のみ)の3種類。先着されている方は鰻丼、鰻重半々ぐらいの割合でした。11時前から入店の案内があり、私も待つことなくすぐに入店!

鰻丼3,800円を注文。丼からはみ出さんばかりの立派な鰻。つやつやとした甘めのタレで香ばしく焼かれた肉厚なうなぎ。肉厚でプリプリとした弾力のある身質。噛み締めるうまさで、しっかりとした満足感がありました。1時間歩いた甲斐があった!

大御堂に戻り、ローカル線のバスに乗って指宿へ。海岸沿いを走る国道226号線はとても気持ちいい道でした。

指宿に到着。鹿児島市と比べてもあったかいです。お店や住宅は適度にあるものの、なんだかのどかな場所。観光客もそれほどおらず、一人旅には心地よい。

ひと足先に春ですね。
民宿 指宿
民宿から旅館、大型ホテルまで様々な宿のある指宿。公衆浴場が充実し、適度に飲食店もあるため、ラグジュアリーを求めなければ民宿が個人的にはおすすめです。
宿泊した民宿指宿は田舎のお家にお邪魔したような雰囲気。近くにはいぶすき元湯温泉、砂むし温泉砂楽があります。夕食付きのプランはないため、宿近くの郷土料理屋やバルで食事を楽しみました。
- 民宿 指宿
- 素泊まり:4,950円〜、朝食つき:5,500円〜(税込)。土日でも一人泊可
- 利用したプラン:素泊まり
- 温泉:ナトリウム・塩化物泉。15:00〜翌10:00まで利用できる貸切風呂
- その他
- 指宿駅から徒歩20分ほど
- 夕食付きのプランなし。宿の方に教えていただいた近くの飲食店は、「黒豚と郷土料理 青葉」「居酒屋TAMA」「ゆのはまバル」「居酒屋ひろみち」
- 近くにある公衆浴場
- いぶすき元湯温泉:営業時間12:00-21:00 大人400円
- 砂むし会館砂楽:営業時間8:30-21:00 大人1,500円(砂むし入浴料)/800円(温泉のみ)
- いぶすき観光ネットHP
写真

砂むし温泉砂楽から徒歩2〜3分のところにある民宿指宿。少し足を伸ばせば、旅館や大型ホテルもあるエリアですが、とても静か。田舎の家に遊びに来たような雰囲気のお宿です。

お部屋は広々しており、ぽかぽかとしたこの時期は過ごしやすい。宿泊者は近くのいぶすき元湯温泉を無料利用できるため、宿の温泉は利用しませんでした。トイレや洗面所、冷蔵庫は共同。FreeWifiあり。素泊まりまたは朝食のみのコースですが、周囲に飲食店はあるので困ることはありません。「ゆっくりくつろいでくださいね。」と宿の方。

指宿名物の砂むし会館砂楽。目の前の浜辺で天然砂むしを楽しめます。サウナ、シャワー、リラックスルームを館内に完備。

浜辺から煙がもくもく。指宿市内はどこでも1m掘ればお湯が湧き出る、と言われるほど湯量が豊富。そして、海岸に温泉が流れ出るところを利用したのが砂むし温泉。海岸に寝そべって上から砂をかけてもらうと熱気で体が温まります。温泉の効能も高く、普通の温泉の3〜4倍もあるそう。

子宝の神様として親しまれている若宮神社

そして、民宿から徒歩5分ほどにあるいぶすき元湯。指宿温泉発祥の湯とも言われており、ナトリウム・塩化物泉の源泉かけ流しの湯。

熱めの湯とそれよりも少し温度を抑えた湯の2つの浴槽があります。シャワーはなく、80度近い源泉が出る蛇口と水の蛇口をひねって、自分で温度調整をしながら体を洗う昔風のスタイル。指宿の公衆浴場はこのスタイルが多いです。抜群の鮮度ながら混み合っておらず、独泉することができました。しょっぱいお湯で、美肌効果の高いメタケイ酸を多く含んでいるそう。浴後はお肌つるつるに。

元湯温泉前にある「ゆのはまバル」。キンキンに冷えたビールとおつまみ3品を頂きました!
民宿たかよし
指宿駅から徒歩15分ほどの場所にある民宿。食事が美味しくコスパが良いと評判です。残念ながら、かなり人気があり今回は予約が取れませんでした。
開聞岳
本州の百名山のほとんどが雪山のこの時期。九州の山はどうだろうかと開聞岳をチョイス。前半はやや単調な登りですが、後半はちょっとした岩登りと九州南端ならではの絶景が楽しめます。登った時期もちょうどよく、適度に涼しい風が吹いて快適に登れました。道中お話した方は、長崎から来られたおばさまや日本を一周している若者、旭川から来られた女性と全国各地から来られていることに驚き!
- 登山口コース:開聞駅 - 開聞岳2合目登山口 - 開聞岳山頂 - 開聞岳2合目登山口 - 開聞駅
- 標準コースタイム:約5時間半 ※駅-登山口までの往復1時間を含む
- 難易度:低
- 登山道は一本道のため、迷うポイントはありません。よく整備されて、歩きやすい。
- 前半は単調な登り、5号目から先はちょっとした岩登りと絶景が楽しめる。岩は濡れていて少し滑りやすい。
- 温泉
- [車の場合]
- 区営鰻温泉:営業時間8:00-20:00 大人300円
- 開聞温泉:営業時間10:00-20:00 大人440円
- ヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」:営業時間9:30-19:30 大人510円
※新源泉が見つかり、2025年3月現在休業中
- [公共交通期間の場合]
- 東郷温泉:営業時間6:00-20:00 大人400円 指宿駅から徒歩5分ほど
- [車の場合]
- 指宿市からのアクセス
- [電車の場合] 指宿 - 開聞 45分(参考値) 380円 ※時刻によりかかる時間は変わります。
- [バスの場合] 指宿駅前 - 開聞駅前 35分 670円
- [車の場合] JR開聞駅から約3分
- 無料駐車場:かいもん山麓ふれあい公園内登山道入口駐車場(約200台)
写真

JR枕崎線に乗って、指宿から開聞へ。ICカードを使えないため、切符を買います。昔ながらのワンマン電車。当然ながら本数は少ないです。7:12に乗って、8:00に到着。日本最南端の駅である西大山駅の辺りから、開聞岳が綺麗に見えました。開聞駅は無人駅。電車から降りた登山客は、私ともう一人の女性のみでした。

駅周辺は住宅街ですが、コンビニはありません。行動食や飲み物は事前に用意して向かうのがベター。開聞岳は独立峰なので、山側に向かって歩けばよし。登山口まではあまり迷うことはありませんでした。

かいもん山麓ふれあい公園。ここから綺麗に見えた開聞岳。円錐形の美しい姿をしていることから「薩摩富士」とも呼ばれます。広場には綺麗なトイレもあります。この先はトイレがないので、利用させていただきました。駐車場からもすぐ近く。

早くも桜が咲き始めていました。河津桜かな?

駅から徒歩約30分先にある2合目登山口。よく整備されています。百名山なので登山客はいるものの、混み合ってはいません。静かに登れるのがいいですね。

シダ科の植物がこんもり。もうちょっと暑くなると鬱陶しく感じるかもしれませんが、この日は涼しい風が吹いて快適に登れました。南国の山なので、登るなら晩秋〜晩冬がいいのかなと思いました。

ひたすら登る。勾配はそれほどキツくないけれど、やや単調。

5合目に到着。展望スポットになっており、鹿児島らしい景色にテンションが上がる!池田湖・桜島・長崎鼻・佐多岬を見ることができるようです。

長崎から来たおばさま方や車で日本を一周している若者、旭川から来られた女性とお会いしました。ちょっとした会話が元気になりますね。それにしても皆さん、あちこちから来られている!

快適に登る季節としてはギリギリセーフ。旅行にあたって、2月にしようか3月にしようか迷いましたが、2月末で正解。3月になると雨も増えますし、暑そう。

苔が良い雰囲気。

5合目を過ぎると徐々に山の雰囲気も変わり、苔むした雰囲気の場所やちょっとした岩場が出てきます。

岩場は危ない箇所は特になく、しっかり3点支持で歩けばOK。濡れていて滑りやすいので、その点は要注意。

上部に来ると絶景!ぐるぐるっと螺旋状に登るので、薩摩半島や屋久島、東シナ海などこの地ならではの展望が楽しめます。東シナ海・竹島・硫黄島辺りが見えているのかしら。。

仙人洞。開聞岳が噴火した際に溶岩がせり上がってできた洞穴で、かつては山伏たちの修行の場として使われていたようです。

薩摩半島が綺麗に見えて素晴らしい。

頂上手前で梯子が登場。ここまできたらあと少し!

人の話声が聞こえてきて、

頂上到着!標高924m。少しガスがかかってしまいましたが、見事な景色。360度の大展望で、南は屋久島の宮之浦岳から北側は霧島連山、桜島、池田湖がほぼ一直線場に並んでいるようです。山頂はスペースもあり、休憩している人が多かったです。

旭川から来た女性と一緒に下山し、カツオの街の山川道の駅で温たまらん丼をご馳走になりました。楽しいひとときをありがとうございました!