
尾鷲湾や白石湖、熊野灘などの三重の入り組んだ地形のパノラマを楽しめる天狗倉山(てんぐらさん)に登ってみたいと思っていました。今回は、三重に行くなら外せない伊勢神宮と組み合わせて計画。清浄な雰囲気を纏う神宮、期待を裏切らない絶景を楽しめる天狗倉山と満足の行く旅となりました。本ブログは1日目の伊勢人宮の散策と民宿の宿泊記です。2日目の登山の記録はこちら!
- 日:2024/12/7(土) - 12/8(日)
- 旅程
- 12/7 大阪 - 伊勢市 - 伊勢神宮(外宮、内宮) - 料理民宿ささき
- 12/8 料理民宿ささき - 便石山 - 天狗倉山 - 尾鷲 - 大阪
- アクセス
- [往路]
- [電車] 鶴橋 - 伊勢市 約1時間45分 3,510円 ※特急利用
- [電車] 伊勢市 - 相賀 2時間4分 1,690円
- [復路]
- [電車] 尾鷲 - 大阪 約3時間 5,940円 ※特急利用
- [往路]
目次
伊勢神宮
皇室の御祖先である天照大御神をお祀りする伊勢神宮。古来より特別格の宮とされ、現在は神社本庁の本宗(ほんそう)。「日本国民の総氏神」とされています。
さすがのお伊勢さん。12月の寒い時期にも関わらず、すごい人出でした。
どんなに混雑していても、不思議な清らかさのある神宮。何か惹きつけられるものがあります。帰宅して謂れや歴史を調べると、ますます興味が深くなる地。また訪れたい場所ができました。
- コース:外宮(表参道火除橋 - 御正宮 - 多賀宮 - 土宮 - 風宮) - 内宮(宇治橋 - 神苑 - 五十鈴川御手洗場 - 御正宮 - 荒祭宮)
- アクセス
- [バス] 外宮前 - 内宮前 16分 520円
- [バス] 内宮前 - 伊勢市駅前 約25分 520円
※大阪に帰る場合は、五十鈴川駅まで降りて、近鉄で移動するのも一つ。
- 伊勢神宮公式HP:参拝方法や域内マップ、モデルコース、歴史など伊勢神宮にまつわる情報が充実
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近鉄伊勢志摩ライナーに乗って、伊勢市へ。窓が大きくて、紅葉に染まった山々が一望できる快適な電車旅。

外宮(げくう)までは徒歩10分弱。駅前から伊勢神宮外宮参道が伸びています。みやげ屋、おしゃれなCafe、名物餅の出店があって、楽しい。そこまで混み合っていないので、ゆっくり楽しめます。手荷物預かり所もあります。

伊勢神宮は1つの神社ではなく、内宮(ないぐう)と外宮(げくう)を中心とした125社のお宮とお社の総称のこと。衣食住をはじめとした産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っている外宮から天照大御神(あまてらすのおおおみかみ)の内宮へと進むのが正しい順序とされています。

表参道火除橋。外宮は左側通行、内宮は右側通行が慣わし。人が多いなあ…と思っていましたが、この後に行く内宮に比べたらまだまだ少ない。参拝は、人の少ない早朝が狙い目ですね。

右手が古殿地(こでんち)。前回の遷宮まで御殿が立っていた場所。清められた空間がそこだけ広がっていて、不思議な雰囲気です。常若(とこわか)とは、常に若々しく、瑞々しくあること。外宮・内宮の正殿の建物、鳥居、神宝、ご装束などすべて20年ごとに新しく造られます。

三ツ石。式年遷宮の際には、この石の前で神職を祓い清める儀式である川原大祓(おおはらい)が行われます。そのため、ここをパワースポットと言う人もいるようですね。

御正宮。二拝二拍手一拝で日ごろの感謝をします。

別宮の多賀宮で行列ができていました。多賀宮は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)をお祀りする外宮第一の別宮。正宮は公の祈願をお祭りという形で行う場所のため、荒御魂をお祀りする内宮の荒祭宮と外宮の多賀宮で個人的なお願いごとをするという地元の風習があるためかもしれません。

外宮の参拝を終えて、内宮へ。外宮入り口前にバス停があります。ここからバスで25分ほど。お昼時でなかなかの人出。臨時バスが出ていました。マイカーで行く方もいるようですが、駐車場は満杯。空き待ちの渋滞ができていました。

内宮に到着。日常の世界と神聖な世界を結ぶ架け橋である宇治橋。すごい人出でした。これだけ人がいるのに、不思議と清浄さを感じる内宮。

木除杭(きよけぐい)。五十鈴川(いすずがわ)の増水や氾濫の際に、上流から流れてくる流木が宇治橋の橋脚へあたることを防ぎ、橋を守る役目があるそう。周りは神宮の森に囲まれ、静謐な空間。

紅葉もうつくしい。

神苑。明治時代の中ごろまでは神職の屋敷などが建ち並んでいたそう。景観を整える目的もあって「神苑会」によって整備が行われ、現在の姿となりました。

手水舎(てみずしゃ)を過ぎると、ぱ〜っと開けた空間が右手に広がっています。ここが五十鈴川御手洗場。古くから参拝者が身を清めた場所です。とても清らかな場所。この日の川はとても澄んでいて、良く見ると小さな魚が泳いでいました。

いよいよ御正宮へ。見ての通り、ずらりと行列ができています。お正月でないのにこの人出。間違いなく、日本で一番訪れる人が多い神社ですね。

御正宮の後は、荒祭宮へ。打って変わって、こちらはとても静か。みなさん、御正宮がメインなのかしら。。。

ご祭神は天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂」と呼ぶのに対して、荒々しく顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを「荒御魂」とたたえます。

歩くだけで、心が落ち着く伊勢神宮。建物や歴史を調べてると、さらに興味が掻き立てられます。時期や歩くコースを変えて、また参拝に来たいと思いました。

昼食はおかげ横丁のゑびや大食堂で海鮮丼をいただきました。すごい人出で活気あるおかげ横丁。ただ、 私は静かな場所が好みなため、ご飯を食べて、早々に内宮前バス停から伊勢市駅へ移動しました。
見どころたくさんの伊勢
20年ぶりの伊勢。歳のせいか、神宮内の静謐な空気や歴史・謂われに興味を覚えるようになってきました。今回は外宮・内宮の参拝だけでしたが、猿田彦神社や月読宮、おはらい街、朝熊山(あさまやま)など、巡ってみたいところはたくさん。また、時期を変えて訪れたいですね。
料理民宿 ささき
便石山、天狗倉山の登山口の最寄り駅となる相賀周辺の宿をGoogle Mapで探している際に見つけました。温泉はありませんが、大好きな海鮮料理が楽しめるお宿。一人でも広々としたお部屋に宿泊し、個室でご飯をいただけます。好物の牡蠣をおまけして頂いたり、送迎をして頂いたりと、ちょっとしたサプライズも嬉しかったです。
- 料理民宿 ささき
- 素泊まり:5,000円、2食つき:9,790円〜(税込)土日も一人泊可。
- 利用したプラン:基本宿泊プラン
- 食事:夕食は18:30ごろ。朝食はこちらの都合で6:30にしていただきました。希望がある場合は、事前に相談するのがよいと思います。
- その他
- 場所柄、温泉はありません。
- 予約は電話のみ。
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翌日の登山を考えて、この日の宿泊は紀北の相賀へ。伊勢市から約2時間ほど山間を電車に揺られてやってきました。お宿の民宿ささきは相賀駅から徒歩15分ほど。事前に送迎の予約をしていなかったのですが、迎えに来てくださっていました!「電車の本数は少ないから、だいたいのお客さんは17時着の電車で来るんだよ。」と。思いの外に道が真っ暗だったので、助かりました。ありがとうございます!

ご夫婦だけで切り盛りしており、多くても一日に3組しか客を取らないとのこと。こじんまりとしたお宿ですが、ゆったり過ごせます。通していただいた部屋は2部屋分もある広々スペース!トイレは部屋の外ですが、「〇〇様用」と他のお客様と別々に用意されています。襖のため、ドアに鍵は付いていません。(冷蔵庫、テレビ、FreeWifi完備)

目の前には白石湖が広がっています。ここで、牡蠣の養殖をしているそう。

夕食前にお風呂へ。宿泊者との共用。宿に着いた人から順に、鍵をかけて利用します。

そして、お楽しみの夕食。18:30頃に1階の食事処に案内いただきました。なんと個室!ひとりでゆっくりいただけるのは嬉しいですね。

海鮮づくしのお料理!事前に注文した渡利の岩牡蠣、刺身(ガスエビ、アオリイカ、本鮪)、茶碗蒸し、グラタン、鍋、天ぷら。どのお料理にも大好きな牡蠣がたっぷり。温暖化のせいで牡蠣の生育は良くないそうですが、ミネラルを感じるお味。お刺身は新鮮でおいしかったです。

翌朝は7時出発。出発に合わせて6:30の朝食です。こちらの予定に合わせて頂いてありがとうございます!干物、焼きなす、サラダ、だし巻き卵、ご飯、味噌汁、漬物、果物。しっかり食べて、登山に備えました。
伊勢路馬越峠
この相賀駅は伊勢路馬越峠にも最寄りになります。