
多彩なルートのある六甲山。今回は、芦屋の城山登山口から入り、荒地山〜風吹岩〜保久良神社と進むコース。ちょっとスリリングな岩登りが楽しめる岩梯子は景色も素晴らしく、早くも好きなルートの一つに!荒地山山頂からは六甲山頂を目指すもよし、今回のように展望のよい風吹岩〜歴史ある保久良神社と下山するのも満足度があります。天候が安定し、景色がきれいな冬場がおすすめですね。
- 日:2025/1/19(日)
- コース:阪急芦屋川駅 - 城山登山口 - 城山 - 鷹尾山 - 荒地山 - 奥高座の滝 - 風吹岩 - 本庄山 - 金鳥山 - 保久良神社 - JR摂津本山駅
- 標準コースタイム:約4時間半 (駅から登山口までの時間も含む)
- 難易度:低
- 城山 - 荒地山までは、道は整備されていて標識もある。
- 核心は岩梯子と新七左右衛門嵓(ぐら)。三点支持で登れば難しくはない。「怖い」「苦手」という意見もあるので、岩場が苦手な方は事前に動画などを見てから行く方がいいかも。
- 荒地山 - キャッスルウォール - 奥高座の滝は、踏み跡はあるものの、標識や赤テープなどはない。人も少ない。荒地山 - なかみ山 - 風吹岩のルートの方が山行記録も多い。
- 温泉:うはらの湯 6:00-23:30 大人1,300円(土日祝) 1,200円(平日)
- アクセス
- 往路
- [電車] 大阪梅田 - 芦屋川 30分 290円
- 復路 ※うはらの湯へ立ち寄り
- [電車] 摂津本山 - 住吉 2分 140円
- [電車] 住吉 - 大阪 20分 410円
- うはらの湯に立ち寄らない場合は、[電車]岡本 - 大阪梅田 20分 290円
- 往路
多彩なコースのある六甲山系
どこのコースを登るか迷ってしまう六甲山系。このブログでも、いくつかのコースを歩いているので参考にしてみてください。芦屋ロックガーデン〜六甲山頂〜有馬温泉への王道コース、保久良神社で初詣〜六甲山頂〜有馬温泉
写真

スタートは六甲山王道コースの芦屋ロックガーデンと同じ、阪急芦屋川駅。駅北側出口を出るとトイレあり。住宅街のため、駅近くにコンビニもあります。

はじめは「ロックガーデン」の標識に沿って、芦屋川沿を山側に進みます。

芦屋ロックガーデンの登山口の手前で城山との分岐点があります。写真右手の通り、分岐点には標識あり。

「城山・荒地山方面」の標識。城山は鷹尾城跡(遺構)があるそうで、戦国時代初期に芦屋河原の合戦(鷹尾城と芦屋河原周辺で行われた合戦)があったそう。この分岐点で曲がると、しばらく暗い道が続きます。

ここから登山開始!少し薄暗い登山口だけれど、それなりに利用者はいるようです。一人で登山をしている方や地元の方でウォーキングしている方とすれ違いました。全体的に静かです。

道は整備されていて、標識あり。秋〜冬は葉が落ちて快適に歩けるけれど、葉が伸びる時期は少し不快になりそう。

展望よし!大阪や神戸方面が見渡せます。

毎日どなたかが更新しているのかしら?小石のカレンダ。

冬の朝は気持ちいい。光のマジックで、なんでもない道もきれい。

ベンチもあります。登山者の多い六甲山系は、こんな風にベンチや展望スポットが整備されている場所もたくさん。

城山に到着しました。山頂のスペースはそれほど広くはありませんが、海側の神戸市街が見渡せます。山頂に鷹尾城の遺構があるようですが、素人にはちょっとわからなかった。。。

ここからは「荒地山」の標識に沿って進みます。正面の山が荒地山かしら。ぽつぽつと剥き出しの岩が見えます。荒地山は岩肌を露出した粗粒花崗岩で覆われていて、クライミングの岩場があります。キャッスルウォール、ブラックフェース、プロペラ岩、黒岩…など。

尾根上に鷹尾山頂がありました。小さな看板が木にかけられています。この辺りは猫が住み着いているのかしら。甘えた鳴き声がときおり聞こえてきました。

工事中の場所を通りました。注意喚起のためか、通ると音が鳴る仕組みのよう。突然、鳴り出すので、かえってびっくりしました。

鷹尾山からしばらく歩いた後、鉄塔のある場所で振り返ると、とってもいい景色。

植林中のエリアを通り抜ける。

クライミング壁のキャッスルウォールとの分岐点。この辺りから、少しずつ岩が出始めました。

手と足を使って歩きます。

そして、本日のメイン。岩梯子です。足や手の置く場所はあるので、三点支持で登ります。ちょっとしたスリルが楽しい!

岩梯子を抜けると道が二股になっていますが、正しいルートの方に緑色のテープが木に巻きつけてありました。体を引き上げて、岩を登る箇所もあります。

新七左右衛門嵓(ぐら)。こんな逸話が残っています。その昔、七右衛門という若者が世を拗ねて酒酔享楽のすえ、盗みを覚え行商人を襲い続けていた。荒地山には権現さまが住んでおり、七右衛門はこの岩山で頭を挫かれて、たたり死にしたんだそう。七左右衛門嵓は阪神淡路大震災で崩れたため、現在の洞門は新七左右衛門嵓と呼ばれているよう。岩穴をくぐる時にザックが引っかかるので、先にザックを通してから進みました。

景色が最高!!

新七左右衛門嵓を過ぎると脇道からテーブルロックへ行けます。名前の通りのテーブル状の岩で、上にのってみたくなりますね。景色は新七左右衛門嵓の方がよかったです。

一箇所ロープがある岩場がありました。岩の左側がガバになっているので、ロープを使わなくても、手をしっかりかけて登ることもできます。

気持ちいい〜。

ほどなくして、荒地山山頂549mへ。木に囲まれて眺望はありません。スペースはあるので、休憩は可能。山頂からいくつかのルートがあり、今回はキャッスルウォールが見たくて奥高座の滝方面に下山しました。山行記録を見ると、なかみ山〜風吹岩〜岡本駅と進む人が多いようでした。ここから六甲山山頂に向かうのも一案。

奥高座の滝方面の下山路はいまひとつでした。標識や赤テープはありません。踏み跡はしっかりあるものの、コンディションによっては迷うこともありそう。人気がないのか、一人しか会いませんでした。プロペラ岩もあるようなのですが、見つけられず…。

キャッスルウォール。グレードは5.7~5.10Aぐらいでしょうか。道が開けたところで高い岩壁がそそり立っているので、すぐにクライミングウォールとわかります。この日はクライミングをしている人はいませんでした。

薄暗く、展望のいい場所もないので、ひたすら下山。なかみ山経由で風吹岩に行くのが正解だったかなぁ。

風吹岩に到着。ここはいつも賑わっていますね。岩に登って、神戸市街を見ながら、一呼吸。風吹岩〜保久良神社〜阪急岡本駅への道が好きなので、今回はそちらを利用。ここから芦屋ロックガーデン〜阪急芦屋川駅と進むのも一つですね。

気持ちいい道。

神戸市街を見下ろしながらの下山がいいですね。

保久良神社で登山の無事を感謝し、帰路につきます。

下山後はJR住吉駅にある「うはらの湯」へ。阪急岡本駅からはやや距離があるので、JR摂津本山で電車に乗りました。食事処や休憩室もある人気のスーパー銭湯で、いつも賑わっています。タオルやアメニティもあるので、着替えだけあればOK。

ナトリウム-塩化物泉の源泉かけ流しの露天風呂があります。この熱めの温泉と水風呂の温冷浴を繰り返して、からだスッキリ。満足な一日となりました。