11月 九州 街と温泉

[霧島、妙見温泉] 温泉ぶらり、はしごの一日

鹿児島旅行の後半は、霧島神宮周辺の観光と妙見温泉巡り。温泉や美味しいものとの出会いはもちろん、鹿児島はゆったり気さくな方が多く、気持ちもホッとする旅行となりました。

  • 日:2023/11/17(金) - 11/19(日)
  • 旅程
    • 11/17 大阪(関空) - 鹿児島空港 - 食楽々 - 丸尾山荘 旅行人山荘 - 湯之谷山荘
    • 11/18 湯之谷山荘 - 霧島神宮 - うなぎ料理よし宗 - 妙見温泉巡り - 田島本館
    • 11/19 田島本館 - 鹿児島空港 - 大阪(関空)
  • 鹿児島旅行後半のブログです。初日の「霧島、丸尾温泉、湯之谷温泉」はこちら

霧島観光

今回の旅は素泊まり泊のため、ランチをリッチにしました。「地鶏の里永楽荘」や「黒豚の館」など気になるお店はいくつかありますが、アクセスの関係から「うなぎのよし宗」に。絶品の鰻料理とあたたかい接客に大満足でした!

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バスに乗って、丸尾から霧島神宮へ。この区間の国道223号線の眺めが素晴らしかったです。天気がよければ、桜島など一望できそう。
高千穂に降臨した天孫降臨伝承で有名なニニギノミコトを祀った霧島神宮。きれいな気を感じる鳥居です。
創建は6世紀ごろで、高千穂峡と御鉢の間に建てられたと伝わります。社殿の焼失と移転を繰り返し、現在の社殿は江戸時代に薩摩藩主が寄進してできたそう。朱塗りの立派な建物ですね。
霧島神宮前。バス停やタクシー乗り場、カフェなどがあります、朝が早かったからなのか、寒い日だったからなのか、この日は活気がありませんでした。妙見温泉には、ここからバスで向かいます。
人気のおみやげ屋の蒸気屋(営業時間9:00-17:30)。「かすたどん」と「油で揚げないどうなつ」を買いました。
そして、楽しみにしていたうなぎのよし宗(営業時間10:30-15:00)へ。9:40ごろの到着でしたが、すでに3組ほどの先行客がいました。みなさん、車の中で待機。店内にある用紙に先に注文を書いておくスタイルで、無駄がありません。源平だるま重(上)と肝焼きを注文しました。
開店すると順々に席に案内され、温かいお茶とだるま重セットのお漬物がすぐに出てきました。温かい接客にホッ。
ぜひ食べたいのが、限定数の肝焼き。大きな肝で濃厚。ほろ苦さもたまらないです。
そして、メインのだるま重が来ました!蓋を開ける瞬間がたまらない…。
白焼、蒲焼、肝吸い、漬物がセットになっています。鰻はふんわりとした身と香ばしい皮がマッチ。大きな鰻で食べ応えもあります。クリーミーな肝の入った肝吸いもよかったです。接客も感じ良く、大満足でお店をあとにしました。

霧島神宮の近くにある民宿「登山口温泉」はコスパが良く、気になるお宿です。

霧島は国分地区に飲食店が多いです。妙見温泉に行く前に立ち寄るのも一つですね。

妙見温泉 田島本館

天降川(あもりがわ)の渓谷沿いに温泉宿が立ち並ぶ妙見温泉。静かな一帯に高級旅館や湯治旅館、民宿があります。今回は3件の宿の温泉をハシゴしましたが、どこも遜色なく上質な炭酸水素塩の温泉。予算や雰囲気で宿を選ぶとよいのかもしれません。宿泊した田島本館は、とても寛げるお宿。温泉が素晴らしいことはもちろん、清掃が行き届いた館内や感じのよい接客に大満足でした。 

  • 妙見温泉 田島本館
    • 素泊まり:6,600円〜、2食つき:11,700円〜(税込)、土日でも一人泊可
    • 利用したプラン:ゆったり素泊まり7,700円
    • 温泉:神経痛湯、(宿泊者限定の)胃腸湯・きず湯を24時間利用可。源泉かけ流し
    • その他
      • チェックイン:13時〜、チェックアウト:〜11時と宿でゆっくり過ごせる
      • 周囲には飲食店があまりない。素泊まり時は、事前に用意しておくのがベター。
      • テレビ、冷蔵庫、FreeWifi、浴衣あり。
  • アクセス

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霧島神宮前からバスで国分山形前まで行き、乗り換えて妙見温泉へ。バスの本数が少ないため、乗降時に運転手に乗り場を確認した方が良いかもしれません。丁寧に教えていただきました。
妙見温泉バス停から徒歩圏内に宿があります。どの宿の温泉も評判ですが、今回はリーズナブル系のきらく湯と高級系のおりはし旅館をチョイス。きらく湯は立ち寄り入浴11:00-19:00、大人300円 ※露天風呂は別途500円。
内湯と露天風呂がありますが、露天はお湯の入れ替え中。今回は内湯だけにしました。地元のおばあちゃんと入れ違いで貸切状態。ゆっくり入れました。石鹸やシャンプーはないため、持ち込みが必要。茶と深緑が混じったような色合いで、ミネラルを豊富に感じる良いお湯でした。
妙見大橋を渡っておりはし旅館へ。この写真右手に写っているのが宿泊先の田島本館です。
おりはし旅館本館。格式を感じる佇まいですね。日帰り入浴ができるのは、本館を通り過ぎた先にある別館(湯治棟)。
別館の受付入り口。日帰り入浴10:00-16:00、大人500円。
おりはし旅館自慢のキズ湯と竹の湯。キズ湯はぬる目で鉄分豊富。湯花がぷかぷか浮いています。竹の湯は少し熱めのお湯。キズ湯と竹の湯を交互に入り、温冷浴を楽しみます。きれいな施設で人気のためか利用客もそれなりにいました。出典:おりはし旅館HP
そして、本日のお宿の田島本館へ。ほっこりする佇まい。宿で飼っている猫ちゃんに癒されました。ゆったり宿泊でき、チェックイン13:00〜チェックアウト11:00。
川沿いから、さんさんと日がふり注ぐ部屋(テレビ、冷蔵庫、FreeWifiあり)。こたつもあり、とても寛げます。あまりに居心地よくて、気づいたら寝ていました…。今回は食事付のプランに空きがなく、素泊まり。妙見温泉には飲食店や売店が少なく、常時営業しているわけではありません。事前に用意するのがベター。布団は自分で敷くスタイルでした。
3種類の温泉があります。この写真は「神経痛の湯」。日帰り入浴(8:30-19:00、大人300円)もでき、地元のおばあちゃん達で賑わっています。「あんた、どこから来たの?」と皆さん気さく。シャンプーや石鹸は置いていないので、日帰り利用する場合は持ち込むのが良いですね。
宿泊者専用の温泉「キズ湯」と「胃腸湯」。個人的にはこのキズ湯が最高でした。浴槽は小さめで、源泉が大量にかけ流されているので泉質は抜群。気持ちの良い温度で、体がとても温まりました。
翌日は大阪へ移動のみ。素泊まりだったため、空港で腹ごしらえをします。鹿児島空港は土産店や飲食店が充実。山形屋に入っている「川久」のトンカツが目当てでしたが、11時から営業。フライトに合わず、今回は断念しました。
大空食堂で鶏飯バイキングをチョイス。フライトまでの合間に利用するのに、すぐに食べられる点がよかったです。

妙見温泉 湯めぐり
秀水湯、ねむ、きらく温泉、おりはし旅館、田中会館、田島本館、雅叙園、石原荘、楽園荘とどの宿も評判。高級×リーズナブルの組み合わせや、次に泊まってみたい宿の下見として湯めぐりするのもいいですね。

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