9月 東北 街と温泉

[青森、酸ヶ湯温泉] 歴史あるヒバ千人風呂の極上湯

極上の温泉が楽しめる酸ヶ湯温泉に宿泊した翌日は、青森駅周辺を観光しました。

  • 日:2023/10/01(日)
  • 旅程:酸ヶ湯温泉 - 青森 - 青森空港 - 大阪(伊丹)
  • 青森の旅2日目の記録です。1日目の「八甲田山、蔦温泉」の記録もご覧になってください。

酸ヶ湯温泉

江戸時代の開湯と伝えられる酸ヶ湯温泉は、八甲田山奥にあるにもかかわらず、湯治場として訪れる人が多かったそうです。様々な効能のある湯はph2.0を切る強い酸性。じわ〜っと体が温まり、お肌はツルツルに。まさに極上の湯でした。

  • 酸ヶ湯温泉
    • プラン:【湯治体験】<会場食/湯治食>昔ながらの湯治体験。食事は5品程度の日替わり料理13,200円
    • 一番リーズナブルなプランをチョイス。部屋食のプランや新しめの湯治棟のプランなど、様々なプランが用意されています。

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「八甲田山と言えば酸ヶ湯温泉」と連想してしまうほど有名な宿ですね。環境が整った温泉地として、昭和29年に国民保有温泉地第1号に指定されたそうですよ。
湯治棟5号館の部屋。設備は古いですが、必要なものは揃っています(FreeWifi/冷蔵庫/テレビ完備)。部屋のWifiはいまひとつ繋がりにくかった…。同じ湯治棟でも、3号館の方が新しいです。
座り心地のよい椅子とWifiの接続がよい御鷹々サロン(利用時間:6:00-22:00)。利用者も数人程度。ここでのんびり寛ぎました。
サロンから見える景色がお気に入り。
湯治食はこんな感じです。焼き魚、鴨のロースト、刺身、山菜、豚肉の陶板焼きなど。
食事は大広間でいただきます。一人客の方もちらほらいますし、ご年配の客層のため、一人でもそれほど気になりませんでした。部屋食プランもあります。
おたのしみの温泉。名物のヒバ千人風呂は混浴ですが、8:00-9:00、20:00-21:00は女性専用に。この時間を狙って入浴する女性が多いので、それなりに混んでいます。それでも、のびのびと4つの温泉(熱の湯、四分六分の湯、冷の湯、湯滝)を楽しめるのは、この時間帯かもしれませんね。(出典:酸ヶ湯温泉公式HP掲載の写真)
熱の湯は40℃ほどぐらいの湯で、風呂底から源泉が湧き出ます。じわ〜っとだんだん熱くなる。四分六分の湯は引湯で42℃ほど。冷の湯はかけ湯として使われており、混合湯です。酸性硫黄泉で、名前の通りに酸っぱい。少し肌がピリピリする感じでした。朝4時半頃に入浴すると、人が少なく、ゆっくり。こちらの方がおすすめです。混浴が気になる方は、売店で販売されている湯浴み着で入浴することもできます。(出典:酸ヶ湯温泉公式HP掲載の写真)
男女別の玉の湯もありますが、ヒバ風呂の方が泉質がよいように感じました。ヒバに囲まれた薄暗い大空間の中で、独特の温泉にじ〜っと浸かるのはなんともいえない。。。唯一無二の温泉でした。もちろん、浴後のお肌はスベスベです。(出典:酸ヶ湯温泉公式HP掲載の写真)
朝食も大広間でいただきます。バイキング形式。6:45開始のため、6:30過ぎに行くと、すでに20名ほどの方が先に並んでいました。夕食が部屋食だった方も朝食は大広間で食べるため、朝は混み合うようですね。部屋が広いため、テーブルも確保でき、あまり困りませんでした。

青森

天気予報がイマイチな2日目は青森駅周辺の観光を楽しむことにしました。駅の周辺が発展しており、ベイブリッジやねぶたの家 ワ・ラッセ、A-FACTORY、メモリアルシップ八甲田丸、棟方志攻記念館など観光スポットも充実しています。

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駅前にある観光情報センターには、迫力あるねぶた祭りが描かれたコインロッカーがあります。空港行きのバス停はこのセンター横になるので、荷物を預けてブラブラするのも一つですね。
青森駅北側の海に面したエリアはおしゃれな界隈。ベイブリッジやねぶた祭りの展示施設ワ・ラッセ、土産物店など入った複合施設A-FACTORYなどがあります。
青函連絡船の八甲田丸が見えました。青函トンネル開業により連絡船が廃止となった後、記念碑として就航当時の状態で残されています。中は海上博物館になっているようですよ。
右手にある塔のような建物が観光物産館アスパム。正面から見ると三角形の外観をしています。「青森」の頭文字の「A」を模っているよう。
お目当ての一つA-FACTORY。営業時間は10:00-19:00。
とても素敵な空間!「宝探し感覚で、新しい青森の魅力を発見しほしい」というコンセプトで作られたFood Marcheには、かわいらしいパッケージに包まれたお菓子や調味料、ジュースやお酒、雑貨などがセレクトされています。10時の開店と同時に入店しましたが、続々とお客さまがやってきます。おみやげ選びがたのしい!
そして、人気のGelato natura dueのジェラート(ダブル450円)。酸味の強い「あかね」のりんごシャーベットと嶽きみ(岩木山麓の嶽地区のとうもろこし)をチョイス。どちらもサッパリいただけました!
さらにお目当てだったのが、この「おさない」。青森駅から徒歩2分の場所にあります。リーズナブルなお値段で新鮮魚介が楽しめるお店。10時半過ぎにお店を覗くと、すでにお客でいっぱい。ギリギリ並ばずに入店することができました。人気店ですね。
刺身定食850円をチョイス。さかな定食やたらこ定食など550円の定食も多数ありました。安い!青森名物の貝焼きみそ定食1,100円も人気のよう。
「おさない」の正面にある「アウガ」の地下1階に入っている新鮮市場もよかったです。昔ながらの市場が軒を並べていて、お店のおばちゃんに青森の話を聞いたり、味見をさせていただきながら買い物するのがたのしい&お得!
購入した青森みやげ。こじゃれているのはA-FACTORY、乾き物は新鮮市場で購入。
青森の観光がたのしい!色々と巡りたいところですが、予報通りに天候が悪化したので、お茶をすることにしました。ウィーン貸切専門店の「シュトラウス」へ。駅から徒歩10分ほどのところにあります。
ウィーンといえば、ザッハトルテとヴィーナーメーランジェ(セット1,100円)。ヨーロッパの重厚な雰囲気のカフェで、優雅な時間を楽しみました。
フライトの時間が近づいてきたので、駅前の空港シャトル乗り場に行き、青森をあとにしました。(空港行きと同じバス停から、酸ヶ湯/十和田湖方面のみずうみ号がでています。)

青森は、棟方志攻や太宰治の出身地。ゆかりの地を巡るのもいいですね。

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