東北の旅2日目は、八幡平と藤七温泉へ。八幡平は秋田・岩手にまたがる火山帯で、どの方向から見ても平ら。盾を伏せたような形に見えることからアスピーテ(盾状火山)と呼ばれます。特徴のある名湯が多数あり、藤七温泉やふけの湯温泉、大深温泉、後生掛温泉、玉川温泉など数えきれません。
- 日:2023/09/09(土)
- 旅程:駒ヶ岳温泉 - 田沢湖 - 盛岡 - 八幡平ハイキング - 藤七温泉 - 八幡平温泉郷ペンション
- 東北の旅2日目の記録です。初日の「乳頭山、乳頭温泉」、3日目の「盛岡〜秋田、八幡平温泉郷」の記録もご覧ください。
八幡平
八幡平は標高1,440m以上の場所にあり、ダケカンバやアオモリトドマツの原生林に覆われています。水蒸気爆発でできた火口に水が溜まった八幡平沼やガマ沼、メガネ沼などの火口沼や、ニッコウキスゲやミズバショウなどの高山植物が、なだらかなトレッキングコースの周りに広がっています。畚岳(もっこだけ)、源太森、茶臼岳が「八幡平三大展望地」と呼ばれており、ビューポイントのようですよ。
- コース:八幡平登山口 - 八幡平頂上 - 八幡平登山口
- 標準コースタイム:約1時間半弱
- 難易度:低
- お天気がよければ、展望の良いポイントを繋ぐ「茶臼口 - 茶臼岳 - 黒谷地湿原 - 源太森 - 八幡平頂上 - 八幡平登山口(約3時間半)」のコースを予定していました。
- アクセス (駒ヶ岳温泉から)
- [バス] 休養センター前 - 田沢湖駅前 約30分 500円 羽後交通バス時刻表(乳頭線)
- [電車] 田沢湖 - 盛岡 約35分 2,060円 ※指定席代込み
- [バス] 盛岡駅前 - 八幡平頂上 1時間45分 1,350円 八幡平自然散策バス(急行バス)
写真
八幡平頂上までのバスでの行き方
①岩手側:県北バスで盛岡駅から行く方法、②秋田側:羽後交通バスで田沢湖駅から行く方法、③秋北バスで鹿角花輪駅から行く方法があります。駒ヶ岳温泉からは、②羽後交通バスの八幡平線で行くのが便利ですが、運休中。そのため、盛岡経由で行きました。
ドライブウェイ
八幡平を横断する八幡平アスピーテラインと藤七温泉と松川温泉を結ぶ樹海ラインの2つのドライブウェイがあります。天気が回復してきた夕方にバスで通った樹海ラインの眺めが素晴らしかったです。亜寒帯針葉樹の樹海の光景やボコボコと煙をあげる山肌。八幡平の自然の深さを感じることができました。
藤七温泉 彩雲荘
八幡平登山口から徒歩30分ほど下ったところにある藤七温泉。八幡平の斜面に温泉がいくつも配置されており、岩手山や八幡平を眺めながら温泉につかることができます。足元からぶくぶく温泉が湧き出るため、温泉の鮮度が抜群です。混浴だろうとなんだろうと、八幡平に来たら絶対に行くべき温泉です。みなさん、温泉の良さにぼーっと満喫。東北ならではの光景ですね。宿泊で再訪したいなと思いました。(2024年の宿泊記はこちら)
- 藤七温泉 彩雲荘 日帰り入浴8:00-18:00、大人650円
- アクセス